Affinity Designer デザインやイラスト制作、DTPの作業に向いています。
Adobe Illustrator と同様でベクターでのグラフィックに優れていおり、高度なイラストやデザインが可能です。
高機能ながら、超低価格のため、Adobe Illustrator 等の代替ソフトとして利用するユーザーを中心に、急速にシェアを伸ばしているようです。
低価格ながら、Adobe Illustratorよりも優れた点もあります。
通常価格でも安いのですが、さらに今のところ(2021.04.07時点)半額になっており、3,060円で、購入できてしまいます。
私も半額時に購入しました。また、iPad版のAffinity Designer も半額だったため、一緒に購入しました。
少し使ってみて、操作に戸惑う点があったので、はじめにAffinity Designer を使用する際に、設定したい項目としてまとめました。
あくまで、私が使う上で使いやすい、という設定を行っていますので、使用される方、用途によっては、逆に不便になる設定もあります。
まだ、慣れていないので、新たな設定項目があれば、今後追記予定です。
私の場合の使用用途については、主にイラスト制作になりますが、
今後は、WEBデザイン用途してもFireworks、Adobe XDの代替候補としています。
印刷関連については、使用予定はありません。
ユーザーインターフェイス関連
ユーザーインターフェースを明るく
ウィンドウは明るい方が好みなので、明るくしました。
環境設定 > ユーザーインターフェイス
「暗い/明るい」を切り替えます。
その他、細かく設定ができます。
ピクセルの小数点を「0」に
情報ウインドウに小数点が表示されてしまうのが、気持ち悪いので、非表示にしました。
ピクセルのみ、非表示にしました。
基本的に、WEB向けのみでの使用になるため、小数点は、必要ないという私見になります。
環境設定 > ユーザーインターフェイス
※小数点は「表示していない」という事で、実際は、小数点は入っているそうです。
ですので、画像を書き出しした際に微妙な隙間ができたりするかもですね。
(このあたりは、イラレでもよくあるので、このあたりはイラレと同じでしょうか。)
文字・線の単位をピクセル(px)に
ドキュメントを作成する際、「ピクセル」にすると、自動的に文字、線幅の単位がピクセルになりますが、文字と線はポイント表示のままでした。
使えないかもと思っていたところ、環境設定の下記の項目のチェックを外すことで、文字と線もピクセルにすることができました。
- ラインをポイント単位で表示
- テキストをポイント単位で表示
環境設定 > ユーザーインターフェイス
ツールバーを2列に
ツールバーが2列の方が直観的に操作できるので2列にしました。
「8列」まで設定できるようです。
[ビュー > ツールをカスタマイズ]
ショートカットを使えばと思われるかもですが、ショートカットで切り替えているのは、
選択(V)、アンカー選択(A)、ペン(P)くらいなので、私はツールバーはよく使います。
ツールバーによく使いそうなツールを追加&並び替え
ツールバーもカスタマイズできますので。、よく使いそうなツールパス操作関連などを追加しました。
[ビュー > ツールをカスタマイズ]
ツールバードッキングを解除
ツールバー左側にレイヤーウィンドウを配置したいので、ツールバーのドッキングは解除して、ツールバーの左側にウィンドウを配置しました。
[ビュー > ツールをドッキングのチェックを解除]
操作関連
キャンバスの回転の無効化
Alt + マウスホイール(スクロール)時キャンバスが回転するのを無効化しました。
Illustlatorlでは、Alt+スクロールで、拡大だったので、イチイチ間違ってしまうので、無効化しました。
環境設定 > ツール
「Alt + スクロールホイールによるキャンバスの回転を有効にする」のチェックを外します。
変形時の比率保持を解除(Shift押しながらで、比率保持に)
変形する際、デフォルトで、比率を保ったまま変形される仕様ですが、
Shiftをクリックしながら、変形する使用に変更しました。
環境設定 > ツール
「移動ツールの縦横比制約」の項目部分を[デフォルトで制約しない]に変更します。
ペルソナの切り替えにショートカットキーを指定
ピクセルペルソナ、書き出しペルソナの切り替えにショートカットキーを指定しました。
Fireworksのように、完全シームレスとはいきませんが、ショートカットを設定することで、切り替えにストレスを感じなくなります。
環境設定 > キーボードショートカット
デザイナー、ピクセル、書き出し それぞれ切り替えて、設定します。
設定例
デザイナーペルソナ → Alt +1
ピクセルペルソナ → Alt +2
書き出しペルソナ → Alt +3
その他各ウィンドウの並び替え
ウィンドウも色々並び替えしました。
今のところはこんな感じにしています。