何かと話題のmixhostですが、実際使ってみた感想を書きます。
メリット
コストパフォーマンス
総合的にみてコストパフォーマンスに優れいているのは間違いないです。
制限などが厳しくないため、複数のサイトを運営するのにも向いています。
高速
mixhostの最大の売りである、「高速」。
使ってみた感想で、速度的には十分な速度でした。
ただし、エックスサーバーなどと比べても特段、早さを実感できるサーバーではない気がします。
再販が全面的にOK
サーバーのリソースを再販することも特に大きな制限なくOKです。
ホームページ制作会社やWEBサービスの提供などにも利用できます。
アダルトOK
数少ないアダルトサイトの運営も可能なサーバーです。
ただし、後でも記載しますが、デメリットでもあります。
デメリット
届くメールにmixhostのサーバーホストが表示される
PHPフォームなどWEBサイトからメールが送信されると、届いたメールにホスト名が表示されてしまいます。
下記のような記述が、差出人の箇所に記載されてしまいます。
xxxxx@jpxx.mixhost.jp; が次の人の代理で送信しました
メールの受信が遅い
こちらもサーバーからPHPフォームから送信した場合になりますが、メールを受信するまで少しタイムラグがあります。
時間は、10~30秒程度なので、気にならない方には問題ないと思いますが。
cPanelは初心者向けではない
mixhostはcPanelというサーバーのコントロールパネルを採用しています。
非常に高機能なんですが、初心者には使いづらい印象を受けました。
基本的に日本語化されていますが、部分的に英語のみだったりします。
また、日本語化されていても、ドメインの追加が「アドオン ドメイン」だったりと、中途半端な日本語になっています。
Pleskパネルの方が、初心者にも分かりやすいかもしれません。
アダルトサイトOK
これは、メリットにも書きましたが、逆にデメリットにもなります。
というのも、例外はありますが、通常共用サーバーって、VPSや専用サーバーと違い、IPアドレスも共用になります。
サーバーやアカウントごとなど、範囲は変わりますが、他の何名かのユーザーと同じサーバーIPを割り当てられます。
という事は、運が悪ければ、使用しているサーバーIPが、アダルトサイトを運営しているサーバーと同じとなってしまう可能性もあります。
例えば、会社サイトなどを運営する場合、アダルトサイトと同じIPを使用するっていうのは、少し抵抗があるかなと思います。
実際、IPがブラックリストに載って、プロバイダのメールに拒否されるという事はよくあります。
もちろんどの共用サーバー専用サーバーで付与されるIPも同じですが、アダルトがOKとなると、サーバーの制限が緩くなり、ブラックリストに載るという可能性も高くなるかもしれません。
もしかすると、SEOにも関係してくるかもしれません。
高速表示がSEO対策に良いのは理解できますが、こういった点がサイトの評価に影響しているのであれば、SEO的にはおすすめではなくなります。
ちなみにカ「ラフルボックス」はmixhostと似たサービスを提供していますが、こちらはアダルトサイトOKでも、非アダルトとアダルト使用のサーバーを分けているため、希望しない限り、IPアドレスがアダルトサイトと同じにならない仕組みをとっています。
まとめ
ブログや個人サイト、アダルトサイトの運営なら○ですが、初心者向けではないかなあと思います。
事業用のサイト用としても、差出人のホスト問題やアダルトサイトと同じIPを使用するのは、微妙なところかと思います。